こんばんは。今日で断酒126日目になりました。
人間という生き物は仕事や人間関係、将来への不安などを抱えがちです。実は昨日の私も今勉強している技術の勉強でうまくいかない点があり少しへこんでいました。
5月に入った頃から毎日1~2時間だけその技術の勉強をする習慣が定着してきているのですが、昨日ちょっとうまくいかなかったことで同時にある不安が頭の中によぎりました。
「せっかく、1ヶ月以上も続けてきた習慣がここで止まってしまうかもしれない」
こんな声が聞こえてきました。冷静に考えてみるとちょっとへこんだくらいでこの習慣をやめる理由はどこにも無いのですがなぜかこの悪魔のささやきというかネガティブな感情がよぎりました。
ヘコんでも踏ん張る力がついたかも
いままでの自分を振り返ってみると、こういったネガティブな感情はしょっちゅうあったと思います。そしていつもそこから立ち直ることができず、その原因から無意識に遠ざかることで、ヘコんでしまった自分から逃げていました。
そうやって逃げることに慣れてしまっていたため、なにか目標をもって行動をおこしてもすこし嫌なことがあるとすぐにその目標を忘れて他の事に目移りしてしまい、結局何事も3日坊主で終わってしまう。そんなことを繰り返していました。
しかし、断酒をしている今は明らかに自分の心の持ち方が変化しているような気がします。 最初はどうしてもヘコんでしまいますが、 少し気持ちを落ち着かせるだけで、
「昨日はうまくいかなかったけど、今日は別の方法でやってみたらうまくいくかも」
というふうに前に進むための方法を考えて行動を起こしてみようという発想が自然とできるようになりました。
「習慣」と「断酒」
正直言って、自分で何かをやるって決めて1ヶ月以上続けることが出来たのは高校生の時の受験勉強で「この問題集を毎日やる」とかそういうのが最後だったとおもいます。
大学生になってからは時間とお金に余裕がでてきて、出来ることはたくさんあったはずなのに、何かを習慣づけて継続できたことは全くと言っていいほど何もありません。
今振り返ってみると本当にもったいないことをしたなと思います。昔、大人の人がよく言っていた「もっと勉強すればよかった」の意味というかその背景がよくわかったような気がします。
チャンスは数え切れないほどあったはずです。なぜそこでそのチャンスを掴んでもっと頑張れなかったのか。やはりその頑張りにブレーキをかけていたのは「お酒」なのではないかと、断酒して何気に頑張れている今になっては、ひしひしと感じます。
なにかにチャレンジする時、何を求めているかというと、「やった!出来た!!」とか「楽しい!」「幸せだ」とかそういうのを求めているはずです。その結果を手に入れることは難しいですが、地道に頑張って試行錯誤しながらやっていけば必ず成果はでます。成果が出ないということは途中でやめているだけのことです。
私が思うに、大半の人は地道に頑張る力をもともと持っているのではないかと思います。なぜならだれでも 「楽しい!」「幸せだ」 と感じたいはずだからです。しかし、その感情を手に入れるための手段がお酒を飲むという行為によってお手軽に獲得できてしまいます。
お酒で得られる感情と自分で頑張って得られた達成感は別物だと思うかもしれませんが、多分頭の中には近いところにあるんじゃないかなと思います。お酒を飲むことである程度満たされてしまっているから、自分で頑張ることをあまりしないのではないでしょうか?
メンタル強くしよう
もちろん、お酒を飲みながらも数多くのことを成し遂げた人たちは大勢います。私はそういう人はもともとメンタルが人の何倍も強い人なのだと思います。
メンタルがそんなに強くない人はヘコんでしまったときに、無意識に頑張ることをやめてしまっているような気がします。
じゃあ、メンタル強くするためにはどうしたらいいでしょうか。
私はいま、断酒をすることでメンタルが少しずつ強くなっていくと感じています。
最初に述べたように、私はもともとメンタルが強くないのでなにかあるとすぐヘコんでしまいます。でも今は断酒をしているのでヘコんだとしても、逃げ道が無いというか頑張って何かしないといけないという焦りを感じることが出来るようになりました。
「鋼のメンタル」とまではいかないですが、確実に前よりも目の前の目標をじっと見つめて頑張れているような気がしています。
メンタルを強くするための方法が断酒だけとは限りませんが、結構おすすめですので一度試してみてはいかがでしょうか。
みんなで一緒に頑張りましょう。