現在私はアルコールを断って111日目ですが、その前がどうだったかと週5程度で500mlの缶ビールまたストロングチューハイを飲むという習慣があったりなかったりでした。(最近飲みすぎだなと思ったら週2くらいにする)
世間でよく言う「アル中」とは言いにくいレベルかとは思いますが、それでも周りに週5くらいで飲んでいることしゃべると驚かれたりします。多分驚く人っていうのはお酒は何かの集まりのときに飲むものと考えているいわゆる「機会飲酒者」なのだと思います。
それでは「機会飲酒者」ではなく、ほぼ毎日たくさんでは無いにしても習慣的にアルコールを摂取する人は「アルコール依存症」なのでしょうか?
私の感覚としてはアルコールがもたらす脳への作用を欲していて、それが無いとなんだか寂しく、ほぼ毎日飲まないと気がすまないと感じている人は依存が始まっていると考えていいと思います。
ちょっと調べてみたんですが、アルコールには脳にドーパミンとセロトニン分泌させるような働きがあって、要はお酒を飲むと「楽しい」気持ちを高めたり、「不安」「恐怖」といった感情を抑制してくれるそうです。
例えば「仕事がうまくいかずいつも怒られている」「大きなプロジェクトを任されてプレッシャーに押しつぶされそう」といった不安、「ずっと単調な仕事で毎日退屈」といった不満が続くと、それを補うようにお酒を飲み、アルコールが無条件でもたらしてくれる「安心」や「楽しい」という感情にしっかりと「依存」しているといえます。
誰しも「アルコール依存症」にはなりたくないはずです。上記で述べたようなことに当てはまっていて自分は依存症だったのかと落胆してしまった人も多いかもしれません。でもまだ本格的な依存には至っていない人がほとんどであるとも思いますので、本記事をきっかけに自分の飲酒習慣を見つめ直すようになっていただければいいなと思います。

