断酒

陳列されたお酒を前に

断酒する前、私は宅飲みすることに罪悪感を感じつつも仕事が終わるとほぼ毎日お酒を買って飲んでいました。仕事が終わって帰路につくときに「今日は飲まない。今日は飲まない。」と思いつつも気づくとコンビニかスーパーの駐車場に車を停めています。その時点では「今日は買わないから大丈夫。」と自分に言い聞かせていますが、いざ陳列されたお酒をみると、「昨日はストロングゼロだったので今日は控えめにして普通のビールにしよう。それなら大丈夫。」と自分勝手な思考回路でついつい買ってしまう。そんなことの繰り返しなので、だめだと分かっていてもほぼ毎日お酒を飲むという状況に陥りがちでした。

このように罪悪感とともに宅飲みの習慣を続けているひとは多いと思います。そこで今回は私が断酒初期にどのようにしてお酒を買ってしまわないようにしていたかを紹介したいと思います。

お酒の前で瞑想する(脳と内蔵)

たとえば今日は買わないと思いつつもビールの前にあなたは立っているとします。そこで本来なら買ってもいい理由が勝手に頭に浮かんできて「いいか。」と買い物かごに入れてしまいまが、それではいけないのでゆっくりと深呼吸をしてビールの前で瞑想します。できるだけ言葉で考えるのではなく、お酒を買いたくて心がそわそわする感覚をじっと見つめます。そうすると段々と脳の中で(買いたい):(買っちゃだめ)の割合が最初8:9くらいだったのが、半々くらいになってきます。

そして次は内蔵に対して、お酒が入っていくイメージをします。ここで大事なのが脳にお酒が入っていくイメージをしないことです。なぜならそれは多分「気持ちいい」からです。逆に胃や腸に意識を向けてみるとおそらくこんな風に言っているように感じるはずです。

「そろそろキツイです。最近飲みすぎです。」

相当胃腸の強い人でない限り、毎日お酒を飲んでいると少なからず内臓はダメージを受けているはずです。それにも関わらず飲み続けてしまうと必ず病気になります。だから当然、内臓は常に悲鳴を挙げ続けているのです。その悲鳴に心を冷静にして耳を傾けてみると自然と内蔵に対して「ごめんなさい。今日はやめます。」という気持ちになってきます。

ビールを前にしてあなたは脳を冷静し、内蔵に静かに問いかけることで自分勝手な言い訳を思いつく暇もなくそっとその場を去ることが出来ると思います。

内臓が脳に負けていた?

この瞑想の方法でお酒を買ってしまうことを防げたときに私はふと、「いままでは脳の言うことだけを聞き内蔵を無視し続けていたのではないか」と思いました。

要するに脳と内蔵がそれぞれの主張をしていて、脳は「気持ちよくなりたい」、内臓は「しんどいです。」と訴えていたのだと思います。そのうち人間の意識は脳の主張しか聞こえず、内臓の悲鳴を無視してお酒を飲み続けてしまっていたのです。

こういった状況のなか内臓の悲鳴を察知するにはまず脳から発せられる飲酒欲求を冷静に見つめることでまだ残っている理性(意識)を目覚めさせる必要があるのではないでしょうか。

負けずに頑張りましょう

私の経験からお酒を目の前にして欲求に勝つための方法を紹介させていただきました。多くの人はまだ理性が残っているはずです。手遅れになる前に今回の方法を実践していただければ幸いです。

※重度のアルコール依存症の方は自分の力だけではどうにもならないことのほうが多いようです。もうだめだと思ったら勇気をだしてアルコール依存症の病院に行ってください。

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